ピッチャーから信頼されるキャッチャーの捕球方法とは?キャッチャーのノウハウ教えます

主審の『プレイボール』のコールから野球が始まります。この時が、ワクワクの瞬間です。 ピッチャーは1球目をキャッチャーへ投げた時、大きな音で捕球してもらうと今日はボールが走っていると思い、気分良くスタートが出来ます。

逆に、小さな音で捕球するとボールが走っていないと、ピッチャーや守っている野手に思わせてしまいます。ピッチャーをいかにその気にさせて持っている力を十二分に発揮させることが、キャッチャーの役目です。

どうしたらピッチャーに喜んでもらえるか、ポイントをご紹介しますので参考にしてみてください。

ミットの芯で捕球して音を鳴らす

キャッチャーに心掛けて欲しいのが、ミットの芯で捕球することです。芯で取ることで、パチンと言うような金属同士がぶつかった様な音が出ます。その音はピッチャーだけではなく守っている野手も心地良い音です。

パチンと言う音を聞くとスピードが出ている!今日は行けるぞ!勝てる!と感じます。それぐらい捕球する時の音は大事です。

ミットの芯を作る

ミットを購入すると革が固くてボールを掴むことが出来ないのが、ほとんどです。今は、スチーム・湯もみで、革全体を柔らかくして、専用のハンマーで叩いて仕上げるのが主流ですよね。購入したお店である程度やってくれますが、完璧ではないので自分でハンマーを使って芯を作り上げる必要があります。

私が心掛けているのは、芯を2ヶ所作ることです。1ヶ所だけでも十分と言う人もいると思いますが、常に1ヶ所で捕球ができれば良いのですが、変化球を捕球したりする場合1ヶ所だけでは難しいのです。(下記写真○の所)

ハンマーで芯を作る所に叩きを入れて実際キャッチボール等で作り上げていくのですが、革の硬さによりますが試合で使える様になるまで、少なくとも3ヶ月は必要です。ハンマーで叩き、手のひらで容易にミットが開閉出来るまで1ヶ月と、キャッチボールや練習使用でボールを弾かないことが確認出来るまで2ヶ月は必要です。

少なくとも3ヶ月間は今まで使っているミットと併用使用になります。

キャッチャーフライを落とす

私が高校生の時、キャッチャーをしていた時がありました。恥ずかしいのですが、私の高校は私立で甲子園に行ったことがある為強豪校の一角でした。3年生が卒業して1、2年生で約50人の部員がいました。各ポジションに4〜5人位いて、レギュラー争いをしていました。

2年生の春、同じ県ではありますが、地区が違う私立の強豪校との練習試合での出来事です。5対4で勝っていて、守備について2アウト ランナー3塁、2塁の状況です。一打逆転される可能性がありましたが、ピッチャーがストレートで打ち取り、ボールは、ファールゾーンのキャッチャーフライに上がりました。

その時、『捕球してチェンジだ』と思ったのですが、私のミットからボールが弾き落ちてしまいました。捕球は問題ないと油断が有ったと思います。新しいミットが完全に芯が出来ていないと感じました。

その後、すぐに監督から主審へキャッチャー交代の連絡をされました。ベンチに戻り、買って3ヶ月のミットを見て練習試合に使用するには、まだ早かったと反省したことがありました。

その後、毎日ミットの捕球面にオイルを薄く塗りボールを弾かないことを確認して、4ヶ月目からは問題なく使えると感じました。

マトを大きく見せる

ピッチャーはボールを投げる時、マトをめがけてボールを投げます。大きなマトはキャッチャーの上半身で、小さなマトはミットになります。体が大きれば必然とマトも大きくなり投げやすくなりますが、キャッチャーをする人はみんな大きい体の人とは限りませんよね。

私の身長は174cmであまり大きいほうではありませんでしたので、ピッチャーが投げやすいように背筋を伸ばして、体を大きく見せるように様に心掛けていました。実際キャッチャーでボールを受けていた時に、ピッチャーから次の事を言われました。『構える時、今まで通り背筋を伸ばしてミットは動かさないでほしい。』

言われた時、上半身を大きくみせる様に取り組んでいたつもりが、実際出来ていなかったと気付かされました。自分としても意識的に背筋を伸ばして構えようと思いました。ピッチャーにも、もし出来ていない時は教えて欲しいとお願いしました。

ピッチャーは投げ終わるまでマトを(ミット)を見続けたほうが、コントロールがよくなるようです。大きなマトになるように背筋を伸ばして、小さなマトになるミットは動かさないように心がけました。

ミットを動かさない

プロ野球でもよく見かけますが、ピッチャーが投球フォームに入っている時にキャッチャーが見せていたミットを動かしたり、下に垂らすことがあります。キャッチャーがボールを捕球する為の、準備する動作です。

ピッチャーのストレートが早ければ捕球の準備をしたいのはよくわかりますが、ピッチャー側からすれば一度マトが消えますので迷惑かもしれませんね。私は一度構えたミットは動かさない様に心がけていました。また、捕球面を見えるように意識的にしていました。

コツはミットをしている手の親指腹の部分を空の方に向けることです。そうすると、必然的にミットの捕球面を見せることが出来ます。今までの構え方と、今回コツとしてご紹介した構えを実践してみて、どちらが投げやすいかピッチャーに聞いて見て下さい。

捕球する時ミットを動かさない

少年野球・中学生・高校生でもピッチャーが投げたボールを捕球する時、球速でミットが動くことが多いように感じます。言い換えれば、ストライクコースできたボールをボールゾーンの位置で捕球したら、主審は本来ストライクでコールする所、まちがってボールのコールをする場合もあるのです。

主審はキャッチャーの後ろにいるため左右のコースは良く見えますが、高低の部分は良く見えないのです。そのためキャッチャーがどこで捕球したかで判断する時もあります。

捕球のコツ

捕球する時ミットが動く人はボールを取りに行く為、ヒジが伸びています。ボールを取りに行くとヒジが伸びて、バッターのスイングの位置に近づきバットにあたってインターフェアランスになる可能性もあります。

そうすると、打撃妨害でバッターは1塁に進塁になってしまいます。ミットでボールを取りに行かない。構えた所で捕球する事を意識してください。そして、ヒジを曲げて捕球することです。

ヒジを曲げることでヒジがクッションの役目になり球速を吸収して、ミットの捕球位置が動かなくなります。それでも捕球する時ミットが動く場合は、捕球時にヒジと手首に力を入れることです。ヒジの角度ですがヒジを伸ばした状態と、ヒジをたたんだ状態の中間くらいがよいでしょう。

色々なヒジの角度を試してみて、ミットが止まる角度をさがして見て下さい。

まとめ

キャッチャーは、ミットの芯で捕球することを心がける。

芯の捕球音でピッチャーや野手にボールが走っていると伝えられれば、気分良く試合がすすめられます。

ミットの芯を作り上げるまで、3ケ月以上はかかリますので、今まで使っているミットと併用しながら新しいミットに切り替えていく必要があります。

マトを大きく見せることで、ピッチャーが投げやすくなります。大きなマトは上半身、小さなマトはミットです。

キャッチャーは一度構えたミットは動かさない様にした方が、ピッチャーのコントロールが良くなります。

捕球時ミットが動く人は、ヒジが伸びている場合があります。ヒジを曲げた状態で捕球すればミットは止まります。

キャッチャーは、チームの要です。ピッチャーや野手の信頼を得られるように、捕球のノウハウご説明しました。参考にして、更なる活躍を目指して下さいね。

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